競う同じ条件で腕をくらべ、勝ち負けをはっきりさせる喜び。チェスも、囲碁も、ストリートファイターも、eスポーツも、この泉を汲んでいます。ロジェ・カイヨワは『遊びと人間』(1958)で、遊びを四つに分類しました。この地図の四つの泉は、その分類をそのまま借りたものです。競争の遊びの面白さは「結果が最後まで分からないこと」——強すぎる者だけが勝つゲームは、遊びとして死にます。だからハンデも、レーティングも、マッチメイキングも、この泉の水を澄ませるための発明でした。