距骨とサイコロサイコロの前には、骨がありました。羊や山羊のかかとの骨(距骨)は四つの面で安定して転がるので、投げれば四通りの結果が出ます。人が最初に手にした乱数は、動物の体の一部でした。立方体のサイコロは前3000年ごろのトルコやインダスの遺跡から出ています。この時代、投げた骨は遊びの道具でもあり、神の答えを聞く道具でもありました——占いと遊びは、まだ分かれていません。運にゆだねる楽しさと、運に決めてもらう真剣さは、もともと同じ手つきだったのだと思います。