DOOM
一人称で撃つ遊びを決定づけ、ネットワーク対戦(デスマッチ)とMOD文化の扉を開きました。デスマッチの着想については、id社内で日本の対戦格闘——ストリートファイターIIなど——を遊び込んでいたことが創造の燃料になったというロメロの発言が学術書に採録されています(元インタビューの誌名は特定中=この線は定説として引きます)。流通も発明でした。第1話を無料で配り、業者には「9ドル以下で売って利益は全部どうぞ」、本編は直販で回収。台湾では海賊版業者に正規版を安く卸して海賊版そのものを正規化しました——「私たちにとって、あれは流通だった」(ロメロ・2026)。カーマックは最初からレベルとエンジンを分離して設計し、WADファイルで誰でも改造できるようにしました。この扉から、のちにCounter-Strikeが生まれます。