PSの誕生
ソニーは1989年から任天堂と秘密裏に、スーパーファミコン用のCD-ROM機を共同で開発していました。社内のコードネームは「ニンテンドー・プレイステーション」。主導していたのは久夛良木健です。1991年5月28日のCESで、ソニーはこの提携を発表します。その翌日、任天堂はまったく同じ用途のCD-ROMドライブについて、ソニーの競合であるフィリップスと契約したことを発表しました。公開の場で、一日のうちに裏返されたのです。ソニーはこの計画を単独のPlayStationとして組み直し、1994年12月に発売。やがて任天堂の据置機を売上で上回ります。決裂が生んだ対抗者。※久夛良木がこのとき何と言ったかを伝える記事はいくつもありますが、本人の一次発言としては確かめられていません。