Rogue
D&Dで遊び、Colossal Cave Adventureに衝撃を受けた二人の学生が、遊ぶたびに姿を変える迷宮を作りました。名物のパーマデス(死んだら最初から)について、この地図も最初「技術の制約が意味に変わった」と書きかけました——実測すると逆です。セーブ機能はありました。けれどプレイヤーがセーブのやり直しで最良の結果だけを拾うようになり、一発勝負の緊張という設計が壊れた。だから、読み込んだセーブを消すコードをわざと足したのです。作者のウィックマンは後年「パーマデス」という言葉自体を好まず、「結果の永続性」と呼ぶべきだと語っています——チェスで指した手を戻せないのと、同じルールなのだと。2008年、ベルリンの国際会議がこの遊びを高評価9項目+低評価6項目の計15項目で定義しました(Rogue・NetHack・Angbandなど「正典」からの帰納。「欠けていてもローグライクでないとは限らない」という留保つき)——ジャンルの定義が会議で決められた、めずらしい例です。