スイカゲームと合成パズル
同じ果物どうしがぶつかると、ひとつ大きな果物になる。それだけの遊びが2023年の年末、配信を通じて日本中に広がりました。系譜をたどると、数字を合わせる2048(2014)や、テトリスの「積む」がうしろにいます。上の「神話」に書いたとおり、この型そのものは中国のブラウザゲームが先にありました。短くて、説明がいらなくて、人が遊んでいるところを見ているだけで面白い——配信の時代に効く条件が全部そろっていた遊びです。
神話の訂正
スイカゲームは日本発のオリジナルだった
原型は2021年1月に中国で流行したブラウザゲーム『合成大西瓜(Merge Big Watermelon)』だと複数のソースが指摘しています。同じ果物を合わせて大きくしていく型はそこにあり、日本の会社がプロジェクター向けアプリとして仕上げ、2023年末にNintendo Switchで世界的に爆発しました。作った側が影響を公言した記録は見つかっていないので、この地図は「型は中国から、爆発は日本から」と、確かめられた範囲だけを書いておきます。