Wizardry / Ultima
ダンジョンを一人称で降りていくWizardryと、上から見た世界を旅するUltima。1981年に並んで現れたこの二本が、卓の上のD&Dを画面に移しました。発売の順ではWizardryがわずかに先で、その年の秋にUltima Iが続きます。ただ「最初のCRPG」という言い方には気をつけたほうがよくて、リチャード・ギャリオットは1979〜80年にすでにAkalabeth(のちに「Ultima 0」と呼ばれるようになった作品)を出しています。それを独立した作品と数えるか、Ultimaの試作と見るかで、最初の座が動く——この地図でおなじみの形です。もうひとつ、評価の逆転もありました。売れ行きと人気では、はじめWizardryのほうが上でした。長い目で見た影響ではUltimaの系譜が大きく残ります。そしてWizardryは日本で愛されすぎて、いまではプレイヤーの過半が日本にいると言われる遊びになりました(→ドラゴンクエスト)。